着任のご挨拶 高校教頭 中出光政
日頃より東浦会の皆様におかれましては、本学のさまざまな教育活動にご支援ご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。私はこの4月に着任いたしました高校教頭の中出と申します。微力ではございますが、皆様のお力添えをいただきながらよりよい教育活動を展開してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
私は東海大学付属高輪台高校の社会科教員として教員生活をスタートさせ、その後、学校法人東海大学(法人本部)や東海大学付属相模高校への異動を経て、この度本校へ着任致しました。今までもさまざまな場所で素晴らしい生徒や保護者そして教職員仲間と出会い、充実した教員生活を送ってくることができました。これから迎える本校での皆様との出会いもきっと素晴らしいものになるであろうと、楽しみにしている次第でございます。今までの教員生活の経験を活かして、少しでも本校が前進していく力になれればと思っております。
さて、「親はなくとも子は育つ」と言われた時代もありましたが、昨今の目まぐるしく流動し続けるグローバルな世界の中で、子どもたちの新しい時代を生き抜く力を育んでいくためには、保護者と教職員そして地域の方々とがしっかりと連携して子どもたちを見守っていくことが肝要であると感じております。今後ともこの東浦会会報や多くの機会・媒体を通じて最良の子育てについて共通認識を形成していければと思っております。
「親」という字は「木の上に立って見る」と書きます。また「子どもには手をかけるよりも、目をかけることが大切である」という言葉もございます。あくまでも子どもたちが主体的に生きていく力を育んでいけるように、先頭から子どもたちの成長を引っ張るのではなく、陰ながら成長を見守り、ここぞという時にはしっかりと支える一助をなしていければと考えております。
東浦会の皆様におかれましても、引き続き生徒たちを温かく見守っていただき、私たちとともに生徒たちを支えていただければと思います。
最後に、東浦会のますますのご発展を祈念申し上げ、着任の挨拶とさせていただきます。よろしくお願い致します。