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小坂秀王校長ご挨拶

昨年4月着任から、またたく間に2年目を迎えました。さまざまな課題に取り組むことができましたことも、ひとえに東浦会の皆様の温かいご理解とご支援のお蔭と存じ、ここに厚くお礼申し上げます。
本校は、他の付属高校をリードしていく力をもった学校です。学習やスポーツにおいて成果を収めてきましたが、さらに高いレベルを期待される学校でもあります。その面で校長としての重責を感じております。

この間に皆様のご支援をいただき、教育環境面でも大きく前へ進むことができました。
1号館外壁改修、そして長年の願いであったグランド人工芝化および全天候トラックの実現です。昨年10月には、人工芝フィールドと、そのまわりに全天候トラックが完成しました。首都圏の学校として、これまでも群を抜くスポーツ環境でしたが、さらに魅力的なものとしてアピールできるものです。トラックの赤と人工芝の緑が対照的で美しい多機能グランドは授業、学校行事、部活動などに大いに活躍しています。朝や昼休みには、多くの生徒たちが人工芝フィールドで、キャッチボールやサッカーを楽しむ姿があり、にぎやかな声が校長室にも飛び込んできます。生徒たちの学校生活がいっそう彩りゆたかに展開されるようになりました。

この1年間の中では、本校生徒のすばらしさを実感する場面にもたびたび出会うことができました。
たとえば、体育祭への取り組み姿勢です。体育祭が近づいてくるにつれ、生徒たちは朝はやくから登校してクラス全員縄跳びの練習にも力が入ってきました。当日の熱気あふれる応援もすばらしく、生徒たちが体育祭に情熱を注いでいる姿に感動しました。
体育祭閉会式では、校歌が始まると、3年生が肩を組み始め、すぐにそれは3年生全員による大きな円陣となりました。保護者の皆様も最後までたくさん残っていただきましたが、思わず目頭があつくなったのは私だけではなかったと思います。生徒たちの素直で伸びやかな感性をよりどころに、学校生活に積極的に取り組む心をさらに育てたいものです。

また、サイエンスクラスの活動での生徒たちのきらきらした眼差しにも感動しました。サイエンスクラスは、理科や数学に興味をもつ生徒たちが集まり、さまざまな取り組みをしています。
ハワイのすばる望遠鏡スタッフとの遠隔授業では、生徒たちの報告、ハワイからの質問が活発に交わされました。
電子顕微鏡の実習では、短い時間のうちに生徒たちが操作方法を習得し、てきぱきとした観察、拡大画像のプリントなどをこなしていました。
講座のまとめにおいても、生徒たちは学習内容を適切に捉えながら内容ゆたかなプレゼンテーションを行っていました。
生徒たちのきらきらした眼差しの中に興味関心や潜在的な学習能力の高さを読み取ることができ、うれしく思うとともに、大学進学後の専門分野での取り組みに期待がふくらみます。

「学習と部活動の両立」は、本校の大きなテーマです。付属校の一般的な傾向として、学習への甘さを指摘されることがありますが、付属のメリットを活かした学力の特化を追求していきたいと考えています。
部活動で心身を鍛え、人間性の向上をめざすとともに、スポーツ分野での活性化により学校をさらに元気にしたいと考えております。

教職員一同、力をあわせて、活気あふれる学校、信頼される学校を築いて参りたいと存じます。
今後とも本校の教育活動推進につきまして、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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